人気ブログランキング | 話題のタグを見る

Pour Bleu

クルマを走らせる楽しさ

クルマを走らせる楽しさ_a0192923_1163553.jpg
206の修理が無事に完了しました。預けて2週間、やっぱり調子を取り戻したクルマに乗るとうれしいしテンションもあがるワケで、ムダに首都高を走ってきました。

今回、マフラーも換えたというのもありますが、あらためて思うのは、クルマを走らせる楽しさです。非力なクルマとはいえ、NAならではの伸びやかな加速とMTの操作感、小型車ならではのキビキビした走りに、思わず頬が緩んでしまいました。あぁ、マフラーひとつ換えただけで、こんなに幸せな気分になるものなんでしょうか(爆)




クルマを走らせる楽しさ_a0192923_1174094.jpg
さて、不調の原因であるエンジンルームからのモーターのような異音ですが、調べてもらったところ、オルタネーター等を回すアクセサリーベルトのテンショナーベアリングから発生していたそうです。もちろん交換したら異音も消えました。また、センターパイプからの排気漏れですが、サードパーティ製の互換パイプに変更。マフラーも錆びて酷い状況なので、スポーツマフラーへ換装しました。このスポーツマフラーは前オーナーさんが調達してくれていて、206と一緒に譲り受けた(というか、トランクに積まれていた)モノ。一応「プジョースポーツ」ということですが、実際は、プジョージャポンが日本のみで企画し、フジツボで作ってもらったモノらしいです(詳細は、こちらこちら)。

クルマを走らせる楽しさ_a0192923_1133897.jpg
修理工場で純正マフラーの錆び具合をみたのですが、本当に酷い状況でした。ていうか、よく今までこの状態で走っていたな、と。整備士さん「スキーによく行かれます?」「あまり行かないんですが、前オーナーさんが東北の人で」「あぁ、原因はそれですね」…融雪剤って、結構サビを誘発するんですね。ところでマフラーを換える際の懸念事項は、低音が爆音になって下品な音になったらどうしよう、ということでした。街中では型落ちしたセダンや、ヤンなミニバンに大口径のマフラーをつけているのを見かけますが、アレ系はちょっと…。で、実際に換装後の音を聞いてほっとした次第です。みんカラのレビューにもありますが、ちょっと低音が増えたかな?という感じでした。試しにブン回してみましたが、換装前とそれほど変わりません。換装してもCSのような甲高い音が聞こえないのは、まぁ、仕方ないかな(笑)

クルマを走らせる楽しさ_a0192923_1201220.jpg
さて、マフラーを換えた印象としては、低回転時のトルクが増したような気がします。特に発進時、今までは3000回転くらいでようやくに周りのクルマについていけたのですが、今回は2000回転くらいで余裕でついていけます。排気漏れだったこともありますが、マフラーを換えただけで、これほどまでに変わるものなんでしょうか。高速でのちょっとした加速も早くなったような気が。今までシフトダウンしていたのが、これからはただ踏めば、なめらかに加速していく感じ。

それ以外にも、雪道を走ったときに破損したらしいフロントインナーフェンダーを中古部品で交換してもらったり、などなど、すべてでディーラー価格の5分の1程度で済みました。さすがに10年以上、10万キロ以上走っている過走行車に新品部品を奢る気はしないですが、中古部品なら安いですし、ちょっとした金額で直るのがいいですね。こういうことはディーラーではできないので、今回は「オートポワルージュ」さんにお願いしました。この修理工場で何がイイって、代表の大竹さんの「プジョーに長く乗ってほしい」というフランス車への愛が溢れていること。大竹さんと話していてもそう感じますし、ホームページを見ていただくとわかるんですが、本当にフランス車が好きなんだなぁ、と。工場内もいろいろとパーツが溢れていて、僕的にはドストライク・かなり気に入りました。ご近所なら休日に入り浸っていたいくらい(爆) 修理内容も懇切丁寧に説明してくれますし、満足度が高いです。

クルマを走らせる楽しさ_a0192923_1185548.jpg
ということで、何とか修理も完了したし、よい修理工場も見つけたし、もう少しODOを伸ばせそうです。不調になったときは本当に暗い気持ちになりましたし、乗り換えが頭をよぎりましたが、修理して本当によかった。古かろうが、過走行だろうが、気に入っている乗って楽しいクルマが調子いいのは、やっぱり気分がいいですね。シンクンさんのように30万キロ以上走るのが目標なので、しばらく乗ってみようと思います。
by nyajilacs | 2014-10-05 01:32 | Car